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ベンゼマに期待するジダン:「次は決めてくれる」

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マドリーBでのスタートも語る

 レアル・マドリー・カスティージャの実質的な監督を務めるジネディーヌ・ジダン氏は、ゴールに見放されているマドリーFWカリム・ベンゼマへの期待を語っている。監督としてのキャリアをスタートさせた自身の現状についても語った。

 今季はリーガエスパニョーラ開幕戦のコルドバ戦で1ゴールを記録したが、スーパーカップも含めた公式戦6試合でその1点にとどまっているベンゼマ。だが、ジダン氏はフランス代表ストライカーへの期待を失ってはいない。フランス「『RMCスポーツ』に述べたコメントをスペインメディアが伝えた。

「最近ゴールを決めていないとはいえ、彼はレアル・マドリーのナンバーワンのFWだ。批判は常にあるものだ。彼はマドリーでもフランス代表でもゴールを決めなければならないし、それをすべて自覚している」

「彼は自分がどういう選手なのか、どれだけ期待されているのかを分かっている。去年の方が本来の彼に近かったが、今は少し遠ざかっている。次の試合ではゴールを決めてくれるだろう」

 ジダン氏は今季からマドリーBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャで指揮を執り始めたが、スタートは苦戦。4戦目にしてようやく初白星を挙げることに成功した。

「チームを融合させるには仕事が必要だ。敗戦でスタートする方が良かったが、3連敗の後ようやく勝つことができた。選手たちのためにうれしく思っている。これまではあまり運に恵まれず、もう少し良い結果になっていても良かった」

「若いチームには満足しているし、私自身も学ぶことができる。トップチームとはすべてが違っている。(トップチームで)カルロ・アンチェロッティと一緒に仕事をして満足していたが、1年が過ぎて、何かもう少し別のものを望んでいたんだ」

 もう1つの古巣であるボルドーからも監督就任の誘いを受けていたが、オファーには応じずマドリーBでの指揮を選ぶことになった。

「ジャン=ルイ・トリオー(会長)がマドリッドに来てくれて、彼と話をした。彼ははっきりと、あまり新しい選手が加入することはないとも言ってくれた。それから決断を下したが、後悔はしていない」

「今年はカスティージャで続けていきたい。その後はまたどうなるか分からない。野心はあるし、1部リーグのチームを指揮したいと思っている」

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