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アンチェロッティがジダン擁護、「P・ヘメスは話し過ぎ」

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ビルバオ戦前日会見で口を開く

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督が、カスティージャ(Bチーム)助監督のジネディーヌ・ジダン氏に向けて辛辣な言葉を口にした、ラージョ・バジェカーノのパコ・へメス監督に反論している。スペイン『EFE通信』が伝えた。

 マドリーのBチームで助監督として登録されているジダン氏だが、監督としての振る舞いを見せていることは周知の事実となっており、一部では問題として扱われている。この件についてP・へメス監督は、次のように発言していた。

「ジダンに敬意を払うが、彼のことは同業者と思っていない。コーチライセンスを取得していないのだからね」

「恥ずべきことと感じるよ。スペインではコーチライセンスなしで指導できるとして、なぜ自分がライセンスを取ったのか、なぜ勉強に励んだのかが分からない。監督組合が何もしていないのも、私を失望させている」

 そして4日にアスレティック・ビルバオ戦の前日会見に出席したアンチェロッティ監督は、昨季に自身のアシスタントを務めたジダン氏を擁護。ラージョ指揮官が「話し過ぎ」ているとの見解を示した。

「私にとって、そのようなテーマに口を出すことは簡単ではない。しかし、数人は話し過ぎだよ」

「ジズー(ジダン氏)はフランスサッカー連盟で、2年にわたってコーチライセンスの講習を受けている。スペインではライセンスを保持していなければ指導できないが、他国では違うんだ。例えばイタリアでは、ライセンスを取得しながら指導を行える。パコは話し過ぎだ」

 ジダン氏はフランスのコーチライセンスでレベル2(最高レベル3)までしか取得していないため、リーガ2部B以上のチームを率いるにはレベル3相当のライセンスが必要という、スペインの規約を満たしていない。レベル3のコーチライセンスは、今後数か月以内に取得する見込みとなっている。
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