beacon

インザーギ:「シーズン後に高い評価をもらいたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

本田はパレルモ戦も先発予想

 ミランは2日、セリエA第10節でパレルモと対戦する。フィリッポ・インザーギ監督は前日会見で、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長からの高評価を喜びつつ、シーズンの最後に高い採点をつけてもらいたいと語った。

 10月31日にチームを激励したベルルスコーニ名誉会長は、ここまでのミランに7点をつけ、インザーギ監督には8点と高い“採点”をつけている。インザーギ監督はパレルモ戦を前に、次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「会長がポジティブな顔でいてくれるのは、私とチームにとって非常に名誉なことだよ。会長は常にスペクタクルだ。私に対して常に優しいね。だが私は、シーズン後に会長が私に良い点をつけてくれることを願っている」

 一方で、パレルモには次のように警戒を表している。

「リーグ戦は拮抗している。勝利は汗をかいて手にするものだ。パレルモ戦も同じだよ。素晴らしいチームだ。残留を争う以上のクオリティーを持った選手たちがいる。難しい相手だ。カウンターが速いし、我々は気をつけなければいけない」

 出場機会が少ないFWジャンパオロ・パッツィーニの夫人がSNSでインザーギ監督に対する不満を表したことについて、指揮官は不快感を覚えたことを認めつつ、選手とは問題ないと強調した。

「パッツィーニ? (夫人が)ちょっと気持ちをぶつけてしまい、もちろん私やクラブにとってはうれしくないことだった。だが、彼は真っ先に私に電話をしてきて謝ったよ。だから、問題はない」

「彼との対立はないよ。私には何も言っていない。誰かを満足させる必要はないんだ。我々はみな、偉大なプロフェッショナルであり、ミランから給料をもらっている。パッツィーニのような素晴らしい選手なら分かっているだろう。私が適切なタイミングと考えるときに彼を起用する。ちょっと満足させるようなことなど、若手にすることであって、彼のような経験豊富な選手にすることではない」

 なお、『ガゼッタ』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、MF本田圭佑が今節も先発出場すると予想している。FWステファン・エル・シャーラウィ、MFジェレミー・メネスと3トップを組むようだ。


▼関連リンク
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP