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モウリーニョが警戒する「私を心臓発作で殺しかけた選手」

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 プレミアリーグで首位に立つチェルシーは22日、敵地でストーク・シティと対戦する。前日20日に2位マンチェスター・シティが勝利したため、暫定ながら勝ち点39で並ばれたチェルシー。ストークに勝って勝ち点3差をキープしたい一戦となる。

 ジョゼ・モウリーニョ監督はクラブの公式サイトでストークについて「彼らは優れたチームであり、困難な対戦相手だ」と評し、特に「フィジカル、セットプレー、アグレッシブさ、ダイレクトプレー」という相手のベースとなっている部分を警戒。「我々はその相手のホームに行って、自分たちのプレーを見せなければならない」と述べている。

 また、今季からストークに加入したFWボージャン・クルキッチについては「私を心臓発作で殺しかけた唯一の選手だ」と明かした。インテルを率いていた2010年4月28日に行われた欧州CL準決勝第2戦。第1戦に3-1で勝利し、バルセロナのホームに乗り込んだインテルは0-1で敗れたものの、2試合合計3-2で決勝進出を決めた。

 この試合の後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らしたのが、当時バルセロナでプレーしていたボージャンだった。「最後の瞬間に彼は素晴らしいゴールを決めたんだ。オフサイドだったがね」。実際にはボージャンのオフサイドではなく、直前のプレーでMFヤヤ・トゥレがハンドを取られたのだが、いずれにしてもボージャンの得点が認められていれば、2戦合計3-3、アウェーゴール数の差でインテルは敗退しているところだった。

「それは別として、彼は非常に危険な選手だ。プレミアリーグに見事に適応している。それはストライカーにとっては簡単なことではない」。ここまでプレミアリーグで11試合に出場し、2得点を挙げている24歳のスペイン人FWを警戒していた。


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