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モウリーニョ、シミュレーションのビデオ判定に反対

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不当に罰せられているとして不満

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、シミュレーションを行った選手をビデオ映像による後日の判定で罰する独立の審査団を設置するという案に強く反対している。

 チェルシーは先週のハル・シティ戦で、FWジエゴ・コスタとMFウィリアンがシミュレーションを犯したとしてイエローカード。DFガリー・ケイヒルもダイブをしたとして非難されていた。

試合後に映像を判定する審査団を設ける必要があるのではないかという案も持ち上がっているが、モウリーニョ監督は次のように述べた。イギリス複数メディアが伝えている。

「どんなケースであれ、独立の審査団がうまく仕事をすることはない。審査団を設けて分析を行い、映像証拠に基づいて選手を出場停止にするなら悲劇的なことだ」

「私は昨シーズンのことを覚えている。クラブや選手の名前を挙げたくはないが、審査団に罰せられるクラブや選手もいたし、守られるクラブや選手もいた。倒れている選手を蹴っても罰せられなかったり、小さなことで出場停止になったり。フェイスブックやインスタグラムで馬鹿げたことを言って罰せられたり罰せられなかったりだ」

 不当に偏った処分が下されており、ビデオ判定を導入してもそれが変わることはないとモウリーニョ監督は主張した。

「私にとってはダイブですらなかったと思えるダイブについて1週間騒がれる。(ハル戦でトム・ハドルストンのタックルを受けて)ひざの大手術をして病院にいることになっていたかもしれないフィリペ・ルイスが話題にされることはない」

「独立の審査団というものは、昨シーズンのアストン・ビラ戦での私の状況を分析して処分を下したような者たちと同じだ。いつも恩恵を受ける者たちが恩恵を受けるものでしかない」


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