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モウリーニョ:「チーム全員をハッピーに保つ秘訣はない」

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控え選手にもプロ意識を求める

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、出場機会の少ない選手が不満を感じている可能性を認めながらも、選手たちはプロ意識を持ってその状況を受け入れるべきだと主張している。

 プレミアリーグで首位に立つチェルシーは、22日にアウェーでストークと対戦。2位マンチェスター・シティに勝ち点で並ばれており、敗れれば2位転落の可能性もある。試合に向けた会見で、指揮官はチームの姿勢について次のように述べた。

「全員がチームのために犠牲になり、チームのためにすべてを尽くし、利己的にならずにチームのことを考える準備を整えているべきだと思う。それが私の望むチームのあり方だ」

「選手たちをハッピーな状態に保つ秘訣があるわけではない。だが現実的に、プロフェッショナルとして高いレベルで仕事をするのであれば、ハッピーである必要はない。彼らは全員がプロフェッショナルだ。チームとクラブは彼らよりも重要なものだ」

 第3GKマーク・シュウォーツァーなど、ほとんど出場機会のない選手も常に準備を整えているとモウリーニョ監督は語る。

「シュウォーツァーは1秒もプレーしていないが、彼のような選手も明日プレーすることになればその準備ができていなければならない。彼はプロフェッショナルであり、非常に良い練習をしているからだ」

「彼らに毎日高いレベルで仕事をさせる秘訣があったとしても、彼らをハッピーに保つ秘訣はない。選手は私の決断に満足しなかったり同意できなかったりするかもしれないが、私が誰かをひいきしたり誰かを罰するために決断を下すわけではないことは彼らも分かっている」


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