beacon

香川、7戦ぶり先発で今季初アシスト!!ドルトムントは3発快勝で最下位脱出

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.7 ブンデスリーガ第20節 フライブルク0-3ドルトムント]

 ブンデスリーガは7日、第20節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でフライブルクと対戦し、3-0で快勝した。香川はトップ下で7試合ぶりに先発し、フル出場。2-0の後半27分には今季初アシストも記録した。チームは6試合ぶりの白星で後半戦初勝利を挙げ、最下位からも脱出した。

 5試合勝ちなし(2分3敗)で最下位に低迷するドルトムントは香川が昨年11月30日のフランクフルト戦(0-2)以来、7試合ぶりの先発。前半5分、その香川のスルーパスからPA内右に抜け出したMFマルコ・ロイスのマイナスの折り返しに香川が走り込み、決定機を迎えたが、右足のシュートはGKに弾かれた。

 最初のチャンスは生かせなかったが、前半9分、フライブルクMFマイク・フランツのバックパスをFWピエール・エメリク・オーバメヤンがカット。高い位置からの積極的なプレッシャーがハマり、最後はロイスが難なくゴールに流し込んで先制点を奪った。

 ドルトムントの得点は昨年12月20日のブレーメン戦(1-2)以来、3試合ぶりで、後半戦は3試合目にして初ゴール。その後も試合の主導権を握り、前半24分にはMFイルカイ・ギュンドアンが右足でミドルシュートを狙うが、ゴール左へ。同32分にも右サイドのスペースに飛び出したオーバメヤンの折り返しが香川に渡ったがが、シュートはGKに抑えられた。

 前半の終盤にはフライブルクに押し込まれる時間もあったが、前半43分、DFオリバー・ゾルクのミドルシュートはGKロマン・バイデンフェラーが弾き出し、1点リードのまま後半に折り返した。すると後半11分、中盤でプレッシャーをかけてボールを奪うと、ギュンドガンのスルーパスに抜け出したオーバメヤンがGKとの1対1から冷静に右足でゴールに流し込み、2-0と突き放した。

 さらに後半27分、細かいパス交換から途中出場のMFヤクブ・ブラスチコフスキが右サイドのロイスに展開し、中央の香川へ。香川はPA内左でフリーのオーバメヤンにラストパスを送り、オーバメヤンが右足でゴール右隅に流し込んだ。オーバメヤンのこの日2得点目で3-0。香川はリーグ戦では今季初アシストとなった。

 3点目が決まると、GKのバイデンフェラーも自陣ゴールを飛び出し、歓喜の輪に加わった。チームとして自信を取り戻し、苦境脱出を印象付ける3-0の完勝。昨年12月5日のホッフェンハイム戦(1-0)以来、約2か月ぶりに歓喜が訪れたドルトムントは順位も16位に上げ、最下位から脱出した。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2014-15特集

TOP