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イングランド代表復帰を否定するジョン・テリー「チームは前進するべき」

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 キャピタル・ワン杯を制し、2年ぶりにトロフィーを掲げたチェルシーのキャプテンDFジョン・テリー。昨シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督が復帰して以来、定位置を取り戻し、中心選手として活躍している。しかし、34歳のベテランは、イングランド代表復帰については考えていないようだ。

 1日のキャピタル・ワン杯決勝でトッテナムを完封し、さらには決勝点となる先制ゴールも決めたテリーは、2012年に人種差別発言が問題となり、キャプテンをはく奪。その年に代表を引退した。イングランド代表のホームゲームが行われるウェンブリーでの決勝後、テリーは「しばらくは、こういう経験から遠ざかっていたからね。このような素晴らしいスタジアム、素晴らしい大会でプレーすることもそうだし、ウェンブリーで再びプレーができたことも嬉しいよ」と、コメントをしている。

 イングランド代表として、再びウェンブリーでのプレーを希望するかと問われたテリーは、「ノー」と即座に否定している。

「ノー。単純な答えだよ。代表復帰は考えていない。(代表戦での)ウェンブリーの雰囲気、このスタジアムっていうのは、これまでプレーした中でもベストの一つだ。ただ、代表復帰が頭によぎったことはない。僕は一線から退くことを決めたし、チームは前進していくべきだ」と、代表復帰の意思がないことを強調している。

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