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UEFAのフェアプレーランキング発表、プレミアのEL出場権枠が増える オランダ首位でイタリアメディアはUEFAを批判

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 UEFAは8日、リスペクト・フェアプレーランキングを発表し、オランダ、イングランド、アイルランドの3か国のクラブに来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権が与えられることが分かった。

 フェアプレーの評価はイエローカードやレッドカードの数のほか、ポジティブなプレー、対戦相手や審判への敬意、観客およびチーム関係者の態度などが基準となっている。

 オランダ、イングランド、アイルランドのサッカー連盟は、国内のフェアプレーランキング1位のクラブにEL予選1回戦出場権を与える。そのクラブがすでに出場権を得ている場合、ランキング2位のクラブに権利が与えられる。

 イギリスメディアによると、プレミアリーグではリバプールが国内フェアプレーランキング1位。だが、リーグ5位のリバプールがEL出場権獲得をした場合、フェアプレーランキングで2位のウェスト・ハムにEL予選1回戦出場権が与えられる見込みとのことだ。

 また、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』などイタリアメディアは、オランダがフェアプレーランキング1位になったことを批判している。

 イタリアメディアが疑問視しているのは、2月に行われたEL決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、ローマ対フェイエノールトの一戦が行われた際、フェイエノールトサポーターがローマの街中で蛮行に及んだ点。特に『コッリエレ』は「UEFA、またも恥」と厳しく非難している。
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