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2季連続の降格危機…清武「呪われてる感じが残留争い」

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[5.9 ブンデスリーガ第32節 ハノーファー1-1ブレーメン]

 ブンデスリーガは9日、第32節2日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでブレーメンと対戦し、1-1で引き分けた。清武はトップ下で先発し、後半22分に交代。前半21分に先制しながら終盤に追いつかれる試合展開を悔やんだ。

 ブンデスリーガ公式サイトによると、清武は「前半はほぼ完璧な試合だったけど、後半はセカンドボールを拾われてしまう時間帯と自分たちがズルズル下がってしまう時間帯があった。うちには1点を守り切る力がないし、2点目が早く欲しかったけど、あの1本(のFK)でやられてしまった」と試合を振り返っている。

 前半21分に先制したハノーファーだが、その後の追加点のチャンスを生かせず、1-0のまま試合は推移。清武は後半22分に交代したが、同34分、MFズラトコ・ユヌゾビッチに直接FKを決められ、1-1の同点に追いつかれた。

「ユヌゾビッチはフリーキックがすごくうまい選手だし、決められてもおかしくない位置だったので、決められてしまって残念」。2試合連続ドローに終わったハノーファーはこれで16試合勝ちなし(8分8敗)。暫定16位で最下位シュツットガルトとも勝ち点1差となり、残留争いは混迷を極めている。

 17位パダーボルンは10日に試合を控えているものの、14位ハンブルガーSVから最下位シュツットガルトまで勝ち点2差に5チームがひしめく大混戦。「今日勝っていれば、かなり大きかったけど、勝てる試合で勝てないのが残留争い。そういう呪われてる感じが残留争いかなと思う」。昨季はニュルンベルクで2部降格を経験している清武。2シーズン連続の降格を免れるためにも、残り2試合で勝利を積み上げることができるか。

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