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南野は途中出場で好機迎えるも…ドローのザルツブルク、今節の優勝は他会場次第に

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[5.16 オーストリア・ブンデスリーガ第33節 アルタッハ 2-2 ザルツブルク]

 オーストリア・ブンデスリーガは16日、第33節を行い、アルタッハのホームに乗り込んだFW南野拓実の所属するザルツブルクは2-2で引き分けた。ベンチスタートとなった南野は、後半23分からピッチに送り込まれたがゴールは奪えなかった。

 2位のラピド・ウィーンに勝ち点差10をつけている首位のザルツブルクは、この試合に勝てば自力で、たとえ引き分け以下でも翌日に行われるラピド・ウィーンの結果によって2年連続での優勝が決まる状況でこの一戦を迎えた。

 試合は開始早々に動く。右サイドをフリーで駆け上がったDFベンノ・シュミッツのクロスからMFバロン・ベリシャがボレーで鮮やかに合わせて、ザルツブルクが開始1分で先制に成功した。しかし同27分、アルタッハにCKからヘディングで決められて同点に追い付かれてしまう。

 後半は1-1のままスコアが動かずに試合が進むと、ザルツブルクは後半23分に南野を投入する。しかし、同29分にDFマルティン・ヒンデレッガーが一発退場するだけでなく、アルタッハにPKを献上。このPKをきっちり沈められて、1-2と逆転を許してしまった。

 ザルツブルクは数的不利に陥りながらも、後半41分にFWマルセル・サビツァーが直接FKを沈めて同点に追い付く。さらに攻勢を強めたが、後半アディショナルタイムにPA内に侵入した南野が至近距離から狙ったシュートが相手GKに弾かれるなど、勝ち越しゴールを奪えず。2-2の引き分けに終わり、今節の優勝は翌日行われるラピド・ウィーンの結果次第となった。


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