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主将としての1年を振り返るルーニー「トップ4は最低限」

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 今季から就任したルイス・ファン・ハール監督の下、マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンを務めたFWウェイン・ルーニーが今シーズンを振り返った。クラブの公式サイトが背番号10のコメントを伝えている。

 ファン・ハール監督について「就任が決まったときは興奮した。素晴らしい成績を残していた監督だったので、トップレベルの指導者と思ったしね」と振り返り、「監督は僕を信頼してくれて、キャプテンに任命してくれた。監督の仕事の仕方、考え方を目の当たりにして、これまで成功をおさめてきた理由が分かったよ」と、厚い信頼を寄せていることを明かした。

 今季はボランチでの起用もあり、本来のストライカーではないポジションでのプレーも求められた。「調子は良かったと思う。複数のポジションでプレーしたし、ゴールも決められた。もう少し得点が取れたとは思うね。総体的には、キャプテンとしての初年度に満足しているよ」。リーグ戦は33試合に出場し、12ゴール。これはチーム得点王となる数字だ。

 チームは4位でフィニッシュし、来季の欧州チャンピオンズリーグ予選3回戦への出場権を獲得した。「今季はタイトルを獲得できなかったけど、チャンピオンズリーグ出場権の獲得が最重要だった。来季はタイトル獲得に集中する。チームを引っ張っていきたいね」。そう語るユナイテッドのキャプテンは4位という結果に満足しているわけではない。

「トップ4は最低限のこと。チャンピオンズリーグ出場権を取り戻さないといけなかったし、対応できた。これをきっかけに、来シーズンはタイトル争いをしたい」。ファン・ハール体制2年目となる来季はユナイテッドの真価が問われることになる。

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