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テベス加入当時を振り返るブッフォン 「ここに来るまで知らなかった」

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 ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンが、チームメイトのFWカルロス・テベスについて語った。加入当時、アルゼンチン代表FWについての予備知識はなかったと振り返っている。

 テベスは2013年夏にマンチェスター・シティからユベントスに移籍した。1400万ユーロ(約19億円)の移籍金は、ユベントスにとってはギャンブルという意見もあったが、加入後は得点源として活躍し、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出にも貢献している。ブッフォンはUEFA公式サイトのインタビューで、テベス加入当時とその後について、次のように振り返った。

「カルロスがどんな選手なのか、誰も知らなかったし、僕は本当に何も知らなかった。でも過去2シーズン、信じられないような驚きをもたらしてくれたね。イタリアのサッカーは、イングランドとはスタイルが大きく異なるし、アルゼンチンのメンタリティーとも違うけれど、すぐにチームに馴染んだし、僕らのスタイルに適応していった」

 テベスは、いまやユベントスに欠かせない存在となっている。ブッフォンも絶大な信頼を寄せており、ともにプレーすることを喜んでいる。

「カルロスは、チームと仲間たちを助けるために、何をしなければいけないのかを完璧に理解している。もっと走るべきなのか、ファウルで止めるべきなのか、ボールをキープすべきなのか。試合中のあらゆる瞬間で分かっているんだ。真のハードワーカーであり、偉大な選手。彼と出会えたこと、一緒にプレーできることが、とてもうれしいよ」

 6日のCL決勝で、ブッフォンとテベスはユベントスの攻守のカギを握る存在だ。バルセロナを下し、2人でビッグイヤーを掲げることはできるだろうか。


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