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日本でチーム合流の香川、新監督とも初対面「会うのは今日が初めて」

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 7日の親善試合で川崎フロンターレと対戦するドルトムントが6日、アジアツアーで来日し、同日夜に等々力陸上競技場で前日記者会見と公式練習を行った。

 練習前に行われた記者会見にはセールス&マーケティング担当部長のカルステン・クラマー氏とともにMF香川真司が出席。「自分がプレーしているチームが日本に来て試合をすることをうれしく思う。(試合までの)準備期間は短いけど、日本のサポーター、そしてフロンターレのみなさんと一緒に素晴らしい試合をしたい」と、親善試合に臨む抱負を語った。

 恩師でもあるユルゲン・クロップ前監督が昨季限りで退任し、トーマス・トゥヘル新監督が就任。日本でチームに合流した香川は「特に(監督と)連絡は取っていなかったので、会うのは今日が初めて」と、この日が初対面だった。

「明日から監督に対してのアピールも始まる。監督とともに素晴らしいシーズンになるように一緒にがんばっていきたい」。新監督とともに挑む新シーズンへ始動した香川。「僕にとっては、今日から新しいシーズンが始まる。新監督の下、開幕に向けて気持ちを切り替えて、しっかりイメージしながらやっていきたい」と、新シーズンへの決意を述べた。

 公式練習は無料で一般公開され、5792人ファンが駆けつけた。雨の中、練習前からスタジアムの外で長蛇の列をつくり、チームバスが到着すると、大きな歓声が起きた。

「日本にもたくさんのドルトムントファンがいるんだなとあらためて感じた。スタジアムでもたくさんのファンが待っていてくれたし、日本からも応援してくれることを心強く思う」。ファンのサポートに感謝する香川は「ドルトムントというチームを日本、そしてアジアでもっともっと有名にできるように、自分も活躍してサポーターの心をつかんでいきたい」と誓っていた。

(取材・文 西山紘平)

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