メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスが、来季もリーガエスパニョーラでプレーすることになるかもしれない。マンチェスター・ユナイテッドが、セビージャとの交渉の準備を始めているとイギリス『デイリー・ミラー』が伝えた。

　チチャリートの愛称で知られるエルナンデスは、昨季はマンチェスター・ユナイテッドからのレンタルでレアル。マドリーでプレーした。その後、マドリーは買い取りオプションを行使せず、ユナイテッドでもルイス・ファン・ハール監督の構想から外れているため、去就が注目されている。

　イングランドのウェスト・ハムや、MLSのオーランド・シティも獲得に興味を示していると言われる中、セビージャも移籍先候補に浮上してきたという。『デイリー・ミラー』はセビージャのウナイ・エメリ監督の「チチャリート、(ドルトムントの)チーロ・インモービレ、ほかの何選手かを我々は評価している」というコメントを伝えている。

　ユナイテッドとチチャリートの契約はあと1年残っており、ユナイテッドは移籍金として800万ポンド(約15億円)を希望しているようだ。鎖骨骨折で全治4週間となり、ゴールドカップを欠場して復帰を目指しているチチャリートは、負傷が癒える頃には新天地が決まっているのだろうか。

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