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アトレティコのシメオネ監督が日本のファンを絶賛「これだけの敬意を示されるのは稀」

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 1日に行われた親善試合サガン鳥栖アトレティコ・マドリーは1-1で90分間を終え、PK戦の末にアトレティコが勝利を収めた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、日本のファンの振る舞いを絶賛している。

 アトレティコはこの試合の前半18分、MFコケがCKから直接ゴールを決めて先制。だが後半38分にオウンゴールで同点に追いつかれて後半を終えると、PK戦を4-1で制して勝利をもぎ取った。

 シメオネ監督は試合後、ベストアメニティスタジアムに集まった2万166人の観衆の振る舞いについて言及している。

「じつに素晴らしかった。選手、監督時代を通じて、このように敬意を示されたのはじつに稀なことだよ。佐賀で人々から支持を得られたことに感謝しているし、彼らがスペクタクルを感じられたことを願っている」

「サガン鳥栖には敬意を持っている。彼らはとても速く、競争的なチームだ。真剣な姿勢で競い合うことは分かっていたし、それは我々にとっても役立つことだった。難しい試合になると想像していたが、実際にそうなったね」

 試合自体については、次のように振り返った。

「感覚的には良かった。今日は普段とは異なるシステムを使用することを試みたんだ。チームは試合に入ることに苦労こそしたが、良い前半にすることができた」

「序盤、我々は中盤とサイドから興味深い状況を生み出し、グリーズマン、ビエット、コレアが決定機を得たが決め切れなかった。その後スコアは1-0となったが、その点差ならライバルはあきらめない。とにかくチームは成長し続けており、4-4-2、4-3-3とシステムの多様性を獲得している」

 ゴラッソを決めたコケには称賛の言葉を口にしている。

「コケのキックは素晴らしかった。リーガでもオリンピコ(CKから直接決まるゴール)を決めるチャンスがあったが、今日の試合でそれを実現することができた。彼の思い出に残ることだろうね」


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