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頭と頭が衝突…ブラジルで17歳選手が空中戦事故で死亡

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 サッカーにおいて空中戦の攻防は、必要不可欠のプレーだ。そして、常に危険ととなり合わせであることを再確認させられる事故がブラジルで起こってしまった。

 サンタカタリーナ州ラジェスに本拠地を置くインテル・デ・ラジェスのU-17チームに所属するDFレオナルド・デ・パウラ・オリベイラは、8日に行われた州選手権のメトロポリターノ・デ・ブルメナウ戦に出場した。しかし、試合中に相手選手と空中で激しく衝突。頭と頭をぶつけてその場に叩きつけられたのだ。

 すぐに処置が施され、病院に運ばれたが、同日午後、死亡が確認された。わずか17年の短い生涯を終えた。クラブは公式サイトでこの悲しいニュースを伝えるとともに、家族、関係者へのサポートを約束した。

 翌日、試合を行ったトップチームは、全選手が喪章をつけてプレーした。得点を決めたロブソンは、両手を天に突き刺すパフォーマンスを見せる。そしてチームはこの1点を守り抜いて、1-0で勝利。オリベイラに弔い星を届けている。

[写真]インテル・デ・ラジェスは公式サイトでオリベイラが死亡したニュースを伝えた

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