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[EL]独紙評価:2得点の香川に「調子は明らかに上向き」と好評価 フィニッシュが課題と指摘も

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 ドルトムントは27日に行われたヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフ・セカンドレグでオッドBKをホームに迎え、7-2の勝利(2試合合計11-5)で本大会進出を決めた。ドルトムントMF香川真司はこの試合で2ゴールを記録して勝利に貢献している。

 香川は3-1で迎えた40分、DFマティアス・ギンターのクロスがDFに当たったボールにゴール前で合わせて公式戦3試合連続となるゴールを記録。終了間際にもFWピエール・エメリク・オーバメヤンからのボールを無人のゴールに流し込んで試合を締めくくった。

 ドイツ『WAZ』はMFヘンリク・ムヒタリャンとMFイルカイ・ギュンドアンのパフォーマンスに対して「1」の最高点をつけ、ハットトリックを達成したMFマルコ・ロイスも「1.5」と非常に高く評価。香川にも「2」と高い採点をつけ、次のように寸評を記している。

「またも多くのスペースを得られた試合で、彼もたびたび良い場面を迎えた。素晴らしいプレーで(マルセル・)シュメルツァーによる最初の絶好機の起点となったのに続き、自ら4点目のゴール(40分)と、無人のゴールへの得点(90分)を決めた。ただし複数のチャンスを外しており、引き続きフィニッシュが課題ではある」

『ルールナハリヒテン』では同じくムヒタリャンやギュンドアンに「1」、ロイスに「1.5」と高い評価が与えられ、香川に対する採点は「2.5」だった。

「ややスローな形で新シーズンに入ったが、調子は明らかに上向いている。インゴルシュタット戦で示した傾向をオッド戦でも引き続き見せ、2度スコアシートに名を連ねた。日本人選手は良い試合を見せた」

 ブンデスリーガでも開幕2連勝で首位と好調なドルトムントは、30日に行われる第3節の試合ではホームでヘルタ・ベルリンと対戦。ELは28日にグループステージの組み合わせ抽選が行われ、対戦相手が決定する。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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