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モウリーニョ:「調子が上がらなければ変化を加える」 アザールらも安泰ではない?

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、低調なパフォーマンスを改善することができないのであれば、MFエデン・アザールらのスター選手であってもポジションは安泰ではないと主張している。

 昨季プレミアリーグ王者のチェルシーだが、連覇を目指す今季はスタートダッシュに失敗。29日のクリスタル・パレス戦にもホームで敗れて4試合で勝ち点4にとどまり、首位マンチェスター・シティには早くも8ポイントの差をつけられている。

 第2節でシティに敗れた時点でも、アザールを含む7人の選手と自分自身の調子に満足していないと名指しでコメントしていたモウリーニョ監督。今回は具体名は挙げないながらも、昨季のプレミアリーグ最優秀選手として複数の賞を受賞したアザールを暗に指しつつ次のように述べた。イギリス複数メディアが伝えている。

「プレミアリーグ最高の選手なのであれば、前のシーズンと同じようなシーズンを送ることは大きな責任であるべきだと思う。6人や7人が良いパフォーマンスをしていても、3人や4人が受け入れられるレベルになければ、チームとして安定したパフォーマンスは難しいものだ」

「私はそれを受け入れて、パフォーマンスのレベルが戻ってくるのを待つだろうか? そうではない。仕事をして、リアクションを起こし、分析しなければならない。選手がもっとやれる状態にないと感じれば、変化を加えなければならない。そうすることに関して過去に一度も問題はなかった」

 変化を加えるというのは、残りわずかとなった移籍市場で新戦力を加える可能性も含めてのことだろうか。自身にとって鬼門となっている"就任3年目"のモウリーニョ監督がどのように巻き返しを図るのか注目だ。

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