レアル・マドリーのマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア獲得は、どうやら失敗に終わった模様だ。スペイン『カデナ・コペ』が報じている。

　8月31日、レアル・マドリーとユナイテッドはデ・ヘア移籍に関する交渉を行い、合意に達したとも報じられた。しかしスペインプロリーグ機構(LFP)に選手登録をするために必要なユナイテッド分の書類が遅れて届き、期限であった現地時間31日24時までにLFPに提出できなかったようだ。

　選手登録が間に合わなかった理由は、ユナイテッドがレアル・マドリーの提示したデ・ヘア獲得オファーを一度は受け入れたものの、急遽として条件の変更を求めたためととされる。レアル・マドリーは当初、移籍金1000万ユーロ+インセンティブ、さらにGKケイロル・ナバスの譲渡というオファーを提示してユナイテッドに受け入られたものの、その後にユナイテッドが首を横に振ったことで、想定よりも交渉が長引いてしまったようだ。

　これによってデ・ヘアはユナイテッド、その交換要員であったK・ナバスはマドリーでプレーし続ける見込みとなった。

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