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スペイン紙、2戦連続で先発出場の乾は「上質だが波があった」

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 26日のリーガ・エスパニョーラ第6節、エイバルは本拠地イプルーアでのセルタ戦を1-1で引き分けた。2戦連続となる先発出場を果たしたMF乾貴士は、スペイン紙の評価において及第点を付けられている。

 エイバルが開始早々の2分にFWボルハ・バストンの得点で先制し、同点を目指したセルタがボールを支配していたこともあって、試合に入り切れない様子だった乾。30分を過ぎると速攻から攻撃に参加できるようになり、ボルハのチャンスを演出し、自らも決定機を迎えた。だが55分に押し込むだけというボールをクロスバーの上に外すなど、目に見える形での結果は残せなかった。

 スペインのスポーツ紙は、乾に及第点を付けている。10点満点で採点する『マルカ』は、得点を決めたボルハにチーム単独トップの7、GKアシエル・リエスゴに6.5、DFアンデル・カパ、アレクサンダル・パンティッチ、MFサウール・ベルホンに6を付け、乾は以上の選手に次ぐ5となった。寸評では「上質だが波があった」と、存在感を消していた時間帯について言及している。

 一方、3点満点の『アス』でもボルハがチーム単独トップとなる3となり、乾はベルホン、DFマウロ・ドス・サントス、DFダビド・ジュンカと並んで2の評価。試合レポートにおいては、「エイバルはさらに2度の決定機を迎えたが、日本人乾も、ボルハも決め切ることはできなかった」と、乾がチャンスを逸したことについて触れている。

 ここ4試合の成績を1分3敗としたエイバルは、勝ち点9で暫定6位に位置。次節には敵地エスタディオ・デ・グラン・カナリアでのラス・パルマス戦に臨む。

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