ドルトムントDFマッツ・フンメルスは、リバプールの新指揮官に就任した元ドルトムントのユルゲン・クロップ監督がプレミアリーグ制覇を成し遂げられると信じているようだ。

　昨シーズンまで7年間ドルトムントを率いて、2度のブンデスリーガ優勝などの実績を残したクロップ監督。ブレンダン・ロジャース前監督の後任としてリバプールを率いることになり、17日にプレミアリーグ第9節トッテナム戦で初陣を迎える。

　ドルトムントでクロップ監督のチームの中心として活躍してきたフンメルスは、恩師の成功を信じて次のように語った。イギリス『ミラー』などが伝えている。

「クロップはリバプールでリーグ優勝できると確信しているよ。最大のトロフィーを獲得するために、最大の補強予算や最大のビッグネームが必要ではないことを彼は証明してきたからね」

「もちろん、イングランドには選手の獲得に関して資金面で制限のないようなチームがある。でもドルトムントでは、それに対抗できるインテリジェンスがあることを示してきたんだ。すぐにではないかもしれないけど、時間があれば絶対にやれるはずだ」

　プレミアリーグ設立以前の1990年以来リーグ優勝がないリバプールを悲願のタイトルに導けば、大きな偉業としてたたえられることは間違いない。

「彼は勝者なんだ。長期的な目標は、チャンピオンズリーグの出場権を獲得することや、そういう順位に落ちつくことだけではないだろうね」

「マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナルに挑戦してタイトルを争っていくことが目標のはずだ。彼には間違いなくそれをやれる力があるよ」

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