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安藤梢がエッセンに移籍、自身4度目の五輪出場目指す

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 昨季限りでフランクフルトとの契約が満了していたMF安藤梢が21日、自身の公式ブログを更新し、女子ブンデスリーガ1部エッセンへの移籍が決まったことを発表した。

 今年6月8日に行われた女子W杯カナダ大会初戦のスイス戦で左足首を骨折。同14日に帰国し、日本国内で手術を受けたが、決勝前日の7月4日に再合流を果たし、アメリカとの決勝戦ではベンチからチームメイトを応援した。

 大会後に帰国した際は「個人差はあるけど、だいたい全治3か月と言われている」と語っていた。長いリハビリを乗り越え、今月19日に渡独。メディカルチェックを受け、正式契約を結んだ。現在は今月31日に行われるケルン戦での復帰を目指しているという。

 09年12月、浦和からデュイスブルクに移籍。13年1月にフランクフルトへ移籍し、昨季はUEFA女子チャンピオンズリーグ優勝も経験した。

 安藤はブログで「目標だったCLも優勝することができたので、今度は自分がチームの勝敗を背負うような、チームを引っ張っていかなきゃいけないような立場でエッセンが優勝争いに食い込めるようにチャレンジしてみたいと考えました」と、今回の移籍を決断した理由を説明。さっそく練習にも合流し、「ドイツ国内でも移籍は2度目ですし、気負わずさらりとチーム練習に参加している自分自身にこれまでの経験を感じました!笑」とコメントしている。

 また、所属事務所を通じてもコメントを発表。来年2~3月にリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を控える日本女子代表(なでしこジャパン)への復帰にも意欲を見せ、「ブンデスリーグで活躍して、リオオリンピックに選ばれるようにがんばりたい」と、自身4度目となる五輪出場を目指していく。

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