リバプールMFエムレ・カンは、ユルゲン・クロップ新監督の就任を喜んでいる。ドイツメディアで、「自分たちの強みへの自信を取り戻させてくれる」と語った。

　ドイツ代表のカンは先週末のトッテナム戦(0-0)にフル出場。クロップ監督のプレミアリーグデビューを白星で飾ることができなかったリバプールだが、カンは確かな手応えを感じているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』で次のように述べている。

「ユルゲン・クロップは僕らに自分たちの強みへの自信を取り戻させてくれている。多くのプレーヤーたちは自分たちのポテンシャルを疑っていたんだ。ここ数週間は自信を失っていた。みんながこのチームを信じる状態に戻さなければいけないね」

　カンは、クロップ体制の下でリバプールが本来の力を発揮できることを期待している。同監督が7年間過ごし、ブンデスリーガ連覇や2冠を成し遂げたドルトムントが手本になると考えているようだ。

「彼の哲学を用いたことでドルトムントは大きな成功を手にした。だから、彼がリバプールで同じようなアイデアを実現させたとしても不思議じゃない。当時ドルトムントが見せたプレーを再現することで、僕たちが成功をつかめば、それも良いことだろう。ドルトムントと同じようにタイトルを獲得することが僕たちの目的であるべきだ」

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