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新潟、ホン・ミョンボ氏を新監督候補にリストアップ 韓国関係者が認める

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 J1のアルビレックス新潟が、元韓国代表監督のホン・ミョンボ氏に監督就任の打診を行っていたことが分かった。韓国『スポーツ・ソウル』が、関係者の話として伝えた。

 新潟は7日、J1セカンドステージ第16節で湘南ベルマーレに敗れたものの、来季のJ1残留を決めた。2004年にJ1を戦い始めて以降、ほぼ毎年主力を引き抜かれて降格の危機にさらされながらも、一度も2部に降格していない。

 現在指揮を執る柳下正明監督は、2012年シーズン途中に監督に就任。1部残留へ導き続けたが、一部報道ではクラブは監督交代に踏み切り、ホン・ミョンボ氏と元新潟監督の反町康治・現松本山雅監督を時期監督候補にリストアップしていると報じられていた。

 日本での報道を受け、韓国メディアもすぐに反応。『スポーツ・ソウル』は、ホン・ミョンボ氏に近い関係者の話として、以下のようなコメントを伝えた。

「新潟はホンに対して、彼が新監督の候補の一人であることを伝え、この職に興味があるかを尋ねた。だが、ホンはまだ何も決めてはいない。また、新潟も正式なオファーを出してはいない」

 ホン・ミョンボ氏は韓国代表DFとしてワールドカップ(W杯)4大会に出場。Jリーグでも5シーズンプレーした同氏は、韓国代表史上最多キャップ数を誇り、同国の英雄として絶大なる人気を博した。

 現役引退後は、U-23韓国代表を率いて3位入賞。2013年から韓国代表を率いたが、ブラジルW杯で未勝利に終わるなどして、大きな批判にさらされていた。ブラジルW杯後に代表監督を辞任し、現在はアメリカで充電期間を過ごしている。

 同氏については韓国国内で、古巣である浦項スティーラーズの監督就任の可能性も噂されている。
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