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メッシが見せた優しさ リーベルGKの息子にスパイクをプレゼント

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 バルセロナFWリオネル・メッシが人間性を垣間見せた。リバープレートGKマルセロ・ボラベロがメッシとの逸話を明かしている。

 リーベルは昨年12月に日本で行われたクラブW杯の決勝でバルセロナと対戦した。試合は3-0でバルセロナに軍配が上がり、今季5個目のタイトル奪冠が達成された。

 この試合でメッシは1得点をマーク。しかし、スコアレスで迎えた12分には、ボラベロがファインセーブでメッシのゴールを阻止していた。ボラベロはアルゼンチン『グラフィコ』でメッシとのやり取りについて以下のように話している。

「メッシのシュートを止めて、直後に彼に言ったんだ。『息子の夢が叶ったよ』とね」

「息子は僕に『いつバルサと対戦するの?』『メッシのシュートを止めるのはいつ?』といつも質問していてね。それをメッシに伝えたんだ。そして試合が終わり、彼に近づいていった。あいさつをするため、それと彼のユニフォームが欲しかったからだ。でも、行くのが遅かった。すでにチームメイトがもらっていたんだ」

 バルセロナの10番のユニフォームをもらい損なったボラベロだが、サプライズはその後に待っていた。

「セレモニーが終わったあと、ロッカールームのところでメッシに会ったから、(クラウディオ・)ブラーボとユニフォーム交換できないかと頼んでみた。彼は『イエス』と言ってくれた」

「その数分後、メッシがブラーボのユニフォームを持って現れたんだ。それだけじゃない。彼のスパイクも一緒にだ。そして『これは君の息子に』と僕に言った。僕は固まってしまったよ。本当に素晴らしい対応だった」

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