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トンネル抜けた?アーセナル、ベテラン4名が提案の“緊急ミーティング”が効果発揮か

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 今月8日に行われたFA杯5回戦の再試合でアーセナルハル・シティに4-0で勝利し、公式戦5戦ぶりの勝利を果たした。その裏で選手だけが参加する緊急ミーティングを行っていたことが明らかになった。FWセオ・ウォルコットが語った内容を英『BBC』や『デイリーメール』など複数メディアが伝えている。

 プレミアリーグで2連敗を喫していたアーセナル。マンチェスター・ユナイテッドに2-3で敗れ、スウォンジーに1-2で負けた。このスウォンジー戦後に、ベテラン勢のGKペトル・チェフ、MFミケル・アルテタ、DFペア・メルテザッカーとMFトマシュ・ロシツキーの提案でミーティングが実施されたという。

 ウォルコットは「僕らもタフな状況に置かれていることは理解している。非公開で皆と建設的に話し合った」と“緊急ミーティング”を行ったと明かし、「ミーティングの内容は、一人ひとりがどう感じているかを話し合うものだった。うまくいったよ」と話した。

「どんなことが話し合われたのかについては秘密にしておく。だけどあのミーティングは本当に大事なことだった。それぞれがあのミーティングから得るものがあった」

 この“緊急ミーティング”の成果はしっかりと出た。2連敗を喫したスウォンジー戦から中2日の5日・トッテナム戦で2-2の引き分け。勝利することはできなかったが、連敗を2でストップ。3戦ぶりの勝ち点を手に入れると、8日のFA杯5回戦再試合ではハル・シティに4-0で快勝している。

 ウォルコットは「チームとして、自分たちを理解するということは大切なことなんだ。もっとこういう機会を作っていかなくちゃいけない」と力説した。

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