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メッシ:「C・ロナウドらと自分を比較することはない」

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 バルセロナFWリオネル・メッシがエジプト『MBC』とのインタビューに応じ、様々なテーマについて自身の誠実な意見を述べている。

 エジプトのテレビ局の取材に応じたアルゼンチン代表FW。同選手はレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドと常々比較されることについて問われ、次のように返答した。

「比較というものは、メディアがしていることだと言ってきたはずだ。僕は自チームを助けること、プレーすること、毎シーズンにわたって成長を遂げること、良い仕事を成し遂げることに集中している。自分をクリスティアーノらと比較することはない。僕自身やチームメイトのこと、また試合をどう優位に進めるかということだけを考えているよ」

「クリスティアーノとは直接的な関係があるわけではなく、試合で互いのことを知るだけだ。ピッチ外で関係を持つために会ったりはしない。それは彼が違うチームに在籍しているという単純な理由で、僕たちが一緒になるのはピッチの上だけなんだ」

 また判定に抗議することを常とせず、ダイブも行わないなど、そのクリーンなプレーの姿勢についても説明している。

「小さい頃から、それが僕のプレー方法だった。いつも、ただひたすら前へ進むことを目指していたし、審判をだますことなど絶対にしなかった。自分という選手の在り方、プレーの仕方は、かなり小さい頃からのものだと思う」

 一方で、自身のキャリアにおいて最も重要だった監督について問われると、フランク・ライカールト氏の名を挙げている。

「すべての監督から何かしらを教わった。だけど、最も重要な監督はおそらくライカールトだろう。彼が僕を信頼してくれなかったら、バルセロナのトップチームで起用してくれなかったら、ここまではたどり着けていなかった」

 将来についての質問には、バルセロナでの現役を終えるという願望を口にしている。

「イングランド、イタリアのサッカーも好きだし、両リーグのビッグゲームは見ているよ。だけど自分の意思は、バルサで長い間プレーして、ここで引退することにある。そうなることを願っているし、自分の考えを変える必要なんてない。もちろん、サッカーでは何が起こるかわからないけどね」

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