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長友が逆転PK献上、今季2度目の退場も…長友「触れていない」指揮官激怒「不条理」

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[4.3 セリエA第31節 インテル1-2トリノ]

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは3日、ホームでトリノと対戦。1-2で敗れ、4戦ぶりの敗戦を喫した。4戦連続の先発出場となった長友は、後半27分に一発退場処分を受けた。

 3月の戦いを2勝1分で終え、上位追撃態勢を整えていたインテルだが、思わぬ落とし穴が待っていた。前半17分にFWマウロ・イカルディのPKで先制したインテルだが、後半10分にDFクリスティアン・モリナーロに同点弾を決められる。さらに同12分にはミランダがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。インテルは数的不利も強いられることになった。

 そして後半27分、悪夢が降り注ぐ。エリア内に入ったFWアンドレア・ベロッティの足を長友が引っ掛けたとしてPKが宣告される。やや厳しい判定にも見せたが、長友には決定機を阻止したとして一発レッドカードが提示された。

 ロベルト・マンチーニ監督はベンチを飛び出し、判定への不満げな表情を浮かべる。スタンドで見守るエリック・トヒル会長も両手を広げて、判定への不満を示していた。しかし判定は覆らず、このPKをベロッティが決めて逆転したトリノが、9人になったインテルを撃破した。

 試合後、マンチーニ監督は判定への怒りをあらわにしている。『インテルニュース』によると、「これらのことはインテルにのみ起こる。ユウトのレッドカードは不条理だ」と激怒。また、昨年11月30日のナポリ戦以来、今季2度目の退場処分を受けた長友自身も「ベロッティには触れていない」と話したと伝えている。


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