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メキシコ、コパ・アメリカより五輪優先…2大会連続の金メダルを狙う

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 コパ・アメリカより、五輪を優先せよ! U-23メキシコ代表監督は、五輪連覇への“本気度”を示している。

 メキシコは2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得した。今回も、狙うはもちろん優勝だ。

 だが、アメリカ大陸の国には悩みがある。今年の夏には100周年を記念したコパ・アメリカ、通称コパ・センテナリオが開催されるからだ。

 唯一取り逃がしているタイトルが五輪優勝であるブラジルでは、FWネイマールの招集が問題となっている。2つの大会に連続して出場することに、所属のバルセロナなどが懸念を示しているのだ。

 有望な若手がそろうメキシコにとっても、頭の痛い問題だ。だが、五輪を戦うラウール・グティエレス監督は、『ESPN』の取材に対してこう明言した。

「選手たちの年齢を考えれば、答えなシンプルなものだ」

「23歳以下の代表選手たちにとって、メインに集中するべきは五輪だ」

 フル代表のフアン・カルロス・オソリオ監督とは、この問題について話し合うという。「我々は互いの状況を分析しなければならなし、それから最適な決断を下す」としている。

 先月行われたW杯予選で、メキシコはカナダに連勝した。その2試合で奪った9得点のうち、6ゴールを23歳以下の選手が決めていた。

 コパ・センテナリオは6月にアメリカで開幕する。リオ五輪の開幕は、8月上旬となる。
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