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ブロッキ体制初出場の本田、強烈ミドルで先制点導くも…ミランは最下位に逆転負け

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[4.25 セリエA第35節 ベローナ 2-1 ミラン]

 セリエA第35節3日目が25日行われ、MF本田圭佑が所属するミランベローナのホームに乗り込んだ。前半21分にMFジェレミ・メネスの得点でミランが先制するも、後半27分と後半アディショナルタイムにベローナに得点を許して1-2の逆転負けを喫した。3試合ぶりの先発出場、クリスティアン・ブロッキ監督就任以降初出場を果たした本田は、4-3-1-2のトップ下のポジションに入ってフル出場している。

 前半7分に危機を迎えたミランだが、FWジャンパオロ・パッツィーニの至近距離からのシュートをGKジャンルイジ・ドンナルンマがストップして難を逃れる。すると同21分、中盤でボールを受けた本田がミドルレンジから強烈なシュートを枠内に飛ばすと、GKピエルルイジ・ゴッリーニが弾いたボールに反応したメネスが蹴り込んでミランが先制に成功した。

 すると前半34分にミランをアクシデントが襲い、負傷したDFマッテリア・ディ・シリオがDFルカ・アントネッリとの交代を余儀なくされる。同35分にはベローナが高い位置でボールを奪うとパッツィーニが好機を迎えるが、シュートはドンナルンマの守備範囲に飛んでしまった。

 1-0とミランがリードしたまま後半を迎えると、後半22分には左サイドから送られたグラウンダーのクロスを本田が左足で狙うも距離を詰めた相手DFのブロックに遭う。さらに同24分には右サイドを駆け上がったFWカルロス・バッカのクロスの流れからメネスがシュートを放ったが、これも相手DFにクリアされてしまった。

 すると後半27分、CKの流れからPA内でDFアレッシオ・ロマニョーリがハンドを犯してベローナにPKを献上すると、パッツィーニに決められて同点に追い付かれた。その後、勝ち越しゴールを狙ったミランに得点は生まれなかったが、幾度となく訪れるピンチをドンナルンマの好守でしのぐ。しかし後半アディショナルタイムに本田のハンドでベローナにFKを献上すると、FWルカ・シリガルディに鮮やかな直接FKを沈められて1-2の逆転負けを喫した。


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