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“悪童”は過去…バロテッリ、PK失敗を謝罪

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 悪童と言われたのは、もう過去のことだ。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、FWマリオ・バロテッリがいかに変わったかを強調している。

 バロテッリは1日のフロジノーネ戦で、2点のビハインドを背負って迎えた後半、PKのチャンスを手にしたが、これを決めることができず。さらに、チームが3-3と追いついて迎えたアディショナルタイムには、シュートがクロスバーに嫌われ、逆転勝利へ導くことができなかった。

 今季、レンタルでミランに復帰したバロテッリは、リバプールに戻ることは考えていないと明かしており、ミラン残留を希望している。だが、ガッリアーニCEOは以前、「ここまでの出来は残留に値しない」と、バロテッリに奮起を求めていた。

 クリスティアン・ブロッキ監督が就任してから、レギュラーの座を取り戻したバロテッリは、クラブへのアピールが求められている。だが、そのなかで大事なPKを外してしまった形だ。

 試合から一夜明けた2日、ガッリアーニCEOはイタリアメディアに、次のように明かしている。

「バロテッリがいかに変わったかを分かってもらうのに、一つ言っておこう。昨日、試合が終わって15~20分後、彼は私に電話をしてきた。そして、PKを外したことを謝罪してきたんだ。昨日の彼はアンラッキーだったんだよ。PKを失敗し、終了間際にクロスバーにも嫌われた」

 かつてはピッチ外でのトラブルが騒がれたバロテッリだが、25歳になってついに成熟したところを見せつつあるようだ。

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