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リーガ優勝を誇るL・エンリケ「8タイトルの内6タイトルを獲得するなど想像していなかった」

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 14日のリーガ・エスパニョーラ最終節、バルセロナは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦を3-0で制し、同リーグ連覇を果たした。試合後のルイス・エンリケ監督は、ファンに喜びを与えられたことに大きな満足感を得ている様子だ。

 スペイン『ムンド・デポルティボ』がアストゥリアス出身指揮官のコメントを伝えている。

「困難な時期を乗り越えてきた我々にふさわしい優勝となった。クレス(バルサファンたち)のことを考えると、本当に満足できるよ。我々はシーズンを通してレベルの高いプレーを見せていたし、長い間にわたって首位を走っていた。このトロフィーは38試合を通して、最も優れていたチームに与えられるものであり、つまりバルサこそが最高のチームだったわけだ」

「今は優勝を祝い、来週にさらなるタイトル(コパ・デル・レイ)獲得を目指すよ。いずれにしろ、このタイトルの価値をもっと考慮してもらいたい。骨が折れることだったからね」

 また、選手たちがこの優勝を盛大に祝うべきとの考えを述べた。

「自分はとても味気ない人間だが、選手たちにはビッグパーティーを開いてほしい。彼らはそうするに値するんだ。いや、じつに喜ばしいことだよ。ファンはいつだって我々のそばにいてくれたし、このタイトルは彼らに捧げたいね」

「チャンピオンズ敗退が、この瞬間に水を差す?勝ち慣れて、ほんのわずかな成果にしか思えない人々がいるのだろうが、リーガに優勝して悪いシーズンとみなされるならば、お手上げだよ。バルセロナはここ8シーズンでリーガを6回も制している。それは勝者の振る舞いでしかなく、価値が与えられるべきだ。だからこそ、クレスにはこの優勝を喜んでもらいたいと言っているんだよ」

 奇しくもL・エンリケ監督は、バルセロナ指揮官として臨んだ8大会の内、6大会でトロフィーを獲得している。

「8タイトル中6タイトルを獲得するなど、想像していなかった。想像などできるわけがないんだ。バルセロナの監督となり、チームを助けられるだけで満足だったのにね」

 試合自体については、次のように振り返った。

「0-0のままではリスクがあった。だからこそ早い時間帯にゴールを決め、自信を得ることが必要だったんだ。実際にそうなったが、それでも苦労の末に手にした勝利だった」

「長く、乾いた芝について?それは我々がコントロールできないことだが、2-0とする際には恩恵にもなっている。アウベスがボールに追いつき、クロスを上げる場面でね。乾いた芝は、ライバルの攻撃へのトランジションの妨げにもなる。そう、我々が失点をするのは、いつだって濡れた芝なんだよ。バルサにとって、乾いた芝は恩恵になり得るんだ」

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