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ベッカム氏、メッシは「別の惑星出身」C・ロナウドとの比較は「意味がない」

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 元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏が、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて、「特別な選手」「別の惑星出身」と絶賛した。スペイン誌『XLセマナール』に答えたインタビューを『アス』が伝えている。

 今季のリーガ・エスパニョーラは、最終節までもつれた末に、バルセロナが連覇を達成。ベッカム氏の古巣レアル・マドリーは、勝ち点1差の2位に終わった。同氏は「相手をしているのは歴史上一番強いバルセロナだからね。あれはモンスターだ」とライバルを称賛。そして、「チームプレーも素晴らしいし、よく考えられた動きをしている。若手選手が台頭してきていることに加え、メッシもいる。彼が別の惑星出身なことは君もよく知っているだろう」と続けた。

 メッシの名前が出たことで、「FWクリスティアーノ・ロナウドとどちらが上?」というお決まりの質問が飛ぶが、「その議論は自分にとってなんの意味もない」と一蹴。「どちらも特別な選手だ。ジダンが現役時代そうだったように、一世代に1人現れるようなレベルの選手だけど、今はメッシとC・ロナウドの2人が同時にいる!あそこまで高いレベルとずっと維持し続けてきたような選手は他にはいないよ。2人のことをよく知っている人たちは、2人にはさらにうまくなっていこうとする意志があると必ず強調する。2人とも最高の選手になることを目指しているからね」と話した。

 今季途中から古巣を率いている元同僚のジダン監督についても賛辞を惜しまない。「自分が会ってきた中で、サッカーやR・マドリー対して一番情熱的な人物だ。だから彼が監督になるのになんの不思議もない。彼は難しい仕事に取り組んでいる」と評価すると、「R・マドリーには一貫性が必要だ。ジダン監督がしばらくの間監督をやるのはいいことだと思う。もし欧州CLに優勝することができなくても、彼にはもっとチャンスを与えてみてほしい。安定性こそが鍵なんだ。人生のおいてもビジネスにおいてもね」とアドバイスした。

 ただ自身は監督業に興味はないのか。その質問には「いいや、僕は監督になるために生まれたわけじゃない」とはぐらかしている。

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