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マンUが3季ぶりのタイトル獲得! ファン・ハール「信じられない気分だよ」

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[5.21 FA杯決勝 クリスタル・パレス1-2(延長)マンチェスター・U]

 マンチェスター・ユナイテッドは21日、ウェンブリー・スタジアムでクリスタル・パレスとFA杯決勝を行い、延長の末に2-1で勝利。12年ぶり12度目のFA杯制覇を達成した。試合後のルイス・ファン・ハール監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 ユナイテッドが押し気味に試合を進めたが、後半21分にDFマルコス・ホロ、同27分にFWマーカス・ラッシュフォードが負傷交代するなど苦戦を強いられた。同33分にはクリスタル・パレスに先制点を許し、さらに同点に追いついて突入した延長前半終了間際にDFクリス・スモーリングが2枚目の警告で退場となり、10人となった。

 それでも延長後半5分に途中出場のMFジェシー・リンガードが大仕事をやってのけた。右サイドからバレンシアがシュート性のクロスを入れると、相手がカットしたボールをリンガードが右足ダイレクトでゴール左隅に叩き込み、これが決勝点となった。「素晴らしいゴールだったし、特別な瞬間だった。あまり見られる瞬間ではない。ラッキーハンドに恵まれた」とファン・ハール監督は称えた。

「2人が怪我をしてしまった。シーズンを通じて経験したことと同じだ。残り15分の時点で0-1だった。それでも最後まで諦めずに信じなければいけなかった。1人少ない10人になったが、決勝までの試合で示してきたように、チームスピリットを見せられた」と試合を振り返る。

 ユナイテッドは1989-90シーズン以来のFA杯優勝となり、2012-13シーズンのプレミアリーグ制覇以来、アレックス・ファーガソン氏が勇退してから初タイトルとなった。「とても意味のあることだ。私の目標は、イングランドのフットボール、文化を体験すること、それから転換期にあるマンチェスター・ユナイテッドにタイトルをもたらすことだった。4つの国(オランダ、スペイン、ドイツ、イングランド)でタイトルを取れた。多くの監督が言えることではない。信じられない気分だよ」と喜んだ。

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