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セリエB昇格を果たしたガットゥーゾ 「夢は監督としてミランに戻ること」

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以前はクラブとチームが「一つの頭」で考えていたとも

 ピサをレーガ・プロ(イタリア3部)からセリエB(同2部)昇格に導いたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、古巣ミランにも言及した。いずれミランを率いるのが夢だと述べている。

 2部昇格を果たしたガットゥーゾ監督だが、オーナーのファビオ・ペトローニ氏と衝突し、退任の可能性が騒がれている。ミランの公式チャンネルのインタビューで、ガットゥーゾ監督は今後について次のように述べた。

「この仕事をするために、私はまだ多くのことをやらなければいけない。優れた選手だったというだけでは不十分だからだ。自分の中には燃えさかる炎と情熱がある。だが、まだ向上しなければいけない」

「私の希望はピサに残ることだ。だが、オーナーはペトローニと(ファブリツィオ・)ルッケージであり、前者とはサッカーの見方が違う。ルッケージが残るなら、私も残るが、まだペトローニなら、ピサでの私の冒険は終わる」

 一方で、セリエAで7位フィニッシュと今季も不振にあえいだミランについて、ガットゥーゾ監督はこのように述べている。

「ミランは長年にわたって完璧なマシンだった。誰からもうらやましがられた。移行の時期があるのは普通のことだ。以前はオフィスでもドレッシングルームでも問題を解決していた。クラブとチームが一つの頭で考えていた。それが秘訣だったんだ」

「偉大な選手たちのパーソナリティーが影響したのは当然だ。守るべきルール、強い帰属意識があった。ルールはビッグネームの選手にも、そうじゃない選手にも平等だったんだよ」

 ガットゥーゾ監督が夢見るのは、指揮官としてミランに戻ることだ。

「夢は(ミラン)復帰だ。あのユニフォームでキャプテンマークを巻くのが夢だったのと同じだよ。自分が優れた指揮官になれば、ミランを率いる可能性も手にすることができるようになりたい」

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