清武はセビージャ移籍、酒井も移籍濃厚。3人はそれぞれの道へ

　ハノーファーからセビージャへ移籍する日本代表MF清武弘嗣は、セレッソ大阪への復帰が決まったMF山口蛍に向けてエールを送った。

　山口は1月にC大阪からハノーファーへ移籍し、すでに在籍していた清武およびDF酒井宏樹とチームメートとしてプレーすることになった。だが、その時点ですでに降格圏に沈んでいたチームは下位を抜け出すことができず、ブンデスリーガ2部への降格でシーズンを終えることになってしまった。

　負傷の影響もあり6試合の出場にとどまった山口は、古巣に復帰することが19日に発表された。清武は一足早く、今月10日にセビージャへの移籍が発表されている。酒井もマルセイユへの移籍の可能性が報じられており、3人はそれぞれ別のクラブで新たな道を歩み始めることになりそうだ。

　清武は『ツイッター』の自身のアカウントで、山口に向けて次のようにメッセージを送っている。

「俺は蛍が決断した事を応援するよ!　蛍が来てくれたから宏樹と3人で、そして海外で同じチームで一緒にプレーできた事を誇りに思うよ!」

「初めて3人一緒に出て勝った試合は一生忘れない!! 蛍ありがとう(^^) 蛍は蛍らしく、俺は俺らしく、宏樹は宏樹らしく。。。また自分の道で頑張ろ!」

　2月27日のブンデスリーガ第23節シュツットガルト戦では初めて3人が揃って先発出場し、2-1で勝利。欧州主要リーグで先発11人中3人を日本人選手が占めるという歴史的な一戦を白星で飾った。その後ボルフスブルク戦、ブレーメン戦、フランクフルト戦でも3人は同時先発を果たしたが、いずれも敗戦に終わっている。

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