beacon

アンチェロッティが告白「レアルのエーデゴーア獲得はPR活動だった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 元レアル・マドリー監督のカルロ・アンチェロッティ氏は、クラブが2015年1月にノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアを獲得したのは、自身の意に沿わないクラブ主導の「PR活動」だったと主張している。

 史上最年少の15歳でノルウェー代表デビューを飾り、逸材として大きな注目を集めたエーデゴーアには欧州各国のビッグクラブが関心を示した。最終的に、16歳になったばかりの同選手を射止めたのはマドリーだった。

 加入後は主にBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャでプレーすることになったエーデゴーアだが、アンチェロッティ氏はマドリーでの自身のラストマッチとなった2014-15シーズンのリーガ・エスパニョーラ最終節に交代で同選手を起用。エーデゴーアはマドリーの史上最年少出場記録を更新することになった。

 だが、それもアンチェロッティ氏自身の決断ではなかったのかもしれない。新たな著書の中で同氏が次のように述べたとして、スペインやイギリスなどのメディアが伝えている。

「フロレンティーノ(・ペレス会長)がノルウェー人選手を買ってくるなら、単純にそれを受け入れるしかない。さらに会長は、PR活動として彼がトップチームで3試合に出場することを決めた」

「仮に世界最高の選手だったとしても関係のない話だ。私の要求した選手ではなかったのだからね。PR活動を行うための獲得だったんだ」

 エーデゴーアは2015-16シーズンもカスティージャで過ごし、トップチームでの出場の機会は訪れなかった。来季はプレミアリーグなど他クラブにレンタルされるのではないかとも予想される。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
●プレミアリーグ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP