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「イタリアはカテナチオじゃない!」王者スペイン撃破で胸を張るコンテ

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準々決勝のドイツ戦はさらに厳しい試合になると気を引き締める

 イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、ユーロ2016決勝トーナメント1回戦でスペインを下したチームを誇りに思うと語った。イタリアはカテナチオだけではないと胸を張っている。

 4年前の決勝で敗れたスペインとのリベンジマッチに臨んだイタリアは、DFジョルジョ・キエッリーニのゴールで前半に先制すると、終了間際にFWグラツィアーノ・ペッレがダメ押しとなる追加点を挙げ、ベスト8進出を果たした。

 試合後、コンテ監督は次のように喜びをあらわにしている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がコメントを伝えた。

「我々は素晴らしかった。この選手たちが重要な何かを、特別な何かを持つことは分かっていた。私は優れた預言者だったんだ。試合前からそう言っていたからね。終わってから言うのは簡単だ」

「今はしっかりと回復しなければいけない。(準々決勝の)ドイツ戦はまた厳しい戦いになるからだ。我々は素晴らしいことを成し遂げた。次はさらなる偉業が求められる。ドイツは圧倒的に最強のチームだからね」

 イタリアは特に前半、スペインを圧倒する戦いぶりだった。コンテ監督はこう続けている。

「イタリアはカテナチオじゃないんだ。我々はそれを示した。何より素晴らしい賛辞だったのは、シャビ(・エルナンデス)がイタリアはアトレティコ・マドリーとバルセロナをミックスしたようだと言ってくれたことだね」

「ドイツとの試合は身震いする? そうだね。(出場停止の)チアゴ・モッタは残念だが、12番目の選手になってくれるだろう。今は勝利を喜び、そして回復して、ドイツ戦に向けて準備していこう。今日よりもさらに大変な試合になる」

 ドイツとの準々決勝は7月2日に行われる。


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