beacon

PSM勝利で開幕迎えるチェルシー、コンテは選手の姿勢に満足も「気を抜かずにやっていく」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 チェルシーは7日、プレシーズンマッチでブレーメン(ドイツ)と対戦し、4-2で勝利した。アントニオ・コンテ監督は、選手の姿勢に満足感を示し、プレミアリーグ開幕まで気を抜かず準備していくと気を引き締めた。

 前半7分、チェルシーはPA手前からMFエデン・アザールが右足ミドルを突き刺し、先制点。その2分後にはアザールの得点をアシストしたMFオスカルが、FWジエゴ・コスタとのワンツーから右足シュートをゴールに流し込み、2-0とする。同33分にはMFネマニャ・マティッチがPKを与えてしまい、1点差とされたが、前半終了間際にアザールのスルーパスからD・コスタが追加点を決めて、3-1で前半を折り返した。

 チェルシーは後半20分に1点を返されたが、試合終了間際の同45分にMFセスク・ファブレガスの浮き球パスをFWミシー・バチュアイが落とし、FWペドロ・ロドリゲスがペナルティーアーク中央から右足シュートを決め、4-2でブレーメンに快勝した。

 クラブ公式サイトによると、コンテ監督は「これでプレシーズンは終わりだ。あらゆる面で大変な部分もあったが、勝利で終えられて良かった。シーズンをいい形で始めるには、やはり勝利が必要。立ち上がりからいいプレーもあった一方、2失点はいただけない。だけど疲れもあったからね」と勝利でシーズン開幕を迎えられることを喜んだ。

 チェルシーは15日の開幕戦でウエスト・ハムをホームに迎える。「選手の姿勢には満足している。今は少し、休んでほしいね」と語るコンテ監督。「選手たちには高い密度、ボールリカバリーの速さ、バランスの良さを求めている。ポジテイブな面もやるべきことも見えてきた。シーズンが始まるまでの1週間、気を抜かずにやっていくよ」と改めて気を引き締めた。

●プレミアリーグ2016-17特集

TOP