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ジエゴ・コスタが終盤に決勝点! コンテ・チェルシーが初陣を白星で飾る

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[8.15 プレミアリーグ第1節 チェルシー2-1ウエスト・ハム]

 プレミアリーグは15日、第1節3日目を行った。昨季10位のチェルシーはホームで同7位ウエスト・ハムと対戦し、2-1で勝利。開幕戦を白星で飾った。

 昨季はチャンピオンズリーグ出場権を逃すなど不本意な結果に終わったチェルシー。今季から前イタリア代表監督のアントニオ・コンテ監督を招聘し、チームの立て直しを託した。その初陣に、昨季王者のレスター・シティから獲得したMFエンゴロ・カンテをスタメンで起用。DFジョン・テリーやMFエデン・アザール、FWジエゴ・コスタらが先発に名を連ねた。

 チェルシーは前半12分、MFオスカルとのワンツーでPA右に侵入したDFブラニスラフ・イバノビッチが鋭い切り返しで相手DFをかわして左足シュート。これはGKアドリアンに防がれ、同31分にはテリーのパスから左サイドを駆け上がったアザールがそのまま右足シュートを放ったが、わずかにゴール右に外れた。

 一方のウエスト・ハムは守備に追われ、苦しい展開。さらに前半33分にアクシデント発生。今夏、スウォンジーから獲得したFWアンドレ・アイェウが右足を負傷し、MFギョクハン・トレとの交代を余儀なくされた。

 前半をスコアレスで折り返したが、試合は後半開始早々に動く。MFミカイル・アントニオからPA手前でボールを奪ったDFセサル・アスピリクエタが、後方からアントニオにPA内で倒され、PKを獲得。キッカーのアザールが豪快にゴール正面上に蹴り込み、チェルシーが先制に成功した。

 ウエスト・ハムも食らいつく。後半32分、右CKのこぼれ球からDFジェームズ・コリンズが左足ボレーを叩き込み、試合を振り出しに戻す。だが、決勝点はチェルシーに生まれた。

 終了間際の後半44分、ロングパスをFWミシー・バチュアイがヘッドで落とし、D・コスタがペナルティーアーク手前から右足一閃。低い弾道のシュートをゴール左隅に流し込み、2-1でチェルシーがコンテ監督初陣を白星で飾った。


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