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フランスに移籍したダンテ、グアルディオラを批判 「人間的にはイマイチ」

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加入後1年で退団したボルフスブルクにも苦言

 元ブラジル代表のDFダンテは先日、ボルフスブルクからフランスのニースに移籍した。ドイツで過ごした7年半を振り返った際、指導を受けたとある監督や元クラブを批判している。

 現在32歳のダンテは2004年1月に母国のユベントゥデからリールに加入。ベルギーでのプレーを経て、2009年にはブンデスリーガに渡り、ボルシアMGやバイエルンでプレーした。しかし、去年の夏に加わったボルフスブルクをわずか1年で退団し、かつて欧州でのキャリアをスタートしたリーグアンに復帰している。

 ムードメーカーとしても知られるダンテだが、その明るい性格とは裏腹に、ドイツ『シュポルト・ビルト』のインタビューで批判の言葉を口にした。バイエルン時代に経験した現在マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の指導を以下のように振り返っている。

「彼は話をしないんだ。そうするとプレーヤーとしては、何をあてにして良いのか分からなくなってしまう。戦法に関してはワールドクラスの監督たちがいるが、彼らはその代わりに人間的にイマイチだったりする。グアルディオラのようにね」

 ニースではボルシアMGで指導を受け、「高く評価している」ルシアン・ファブレ監督との再会したダンテ。ボルフスブルクを離れた理由は再びファブレ監督の下に向かう希望のほかにもあったという。

「人生では常にプランと目標が必要。だが、ボルフスブルクはプロジェクトや目標を失ってしまった。ヨーロッパ(のコンペティション)について語るだけでは不十分なんだ。本当にそう望まなければいけない」

 ボルフスブルクはこの夏、同胞のDFナウド、ドイツ代表のFWアンドレ・シュールレやマックス・クルーゼを放出している。ダンテは、同クラブが主力組の選手たちを手放したことで「安定感が示されず、現状が表れた」とクラブの野心に疑問を抱いている様子をうかがわせている。
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