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フランクフルト長谷部誠が新境地リベロに手応え「信頼を取り戻しつつある」

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リベロへの手ごたえを語った長谷部誠

 フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠が、28日に行われたブンデスリーガ第9節のボルシアMG戦後、インタビューに応じた。

 長谷部は本職のボランチとは異なる最終ラインの中央のポジションに入り、先発フル出場を果たした。スコアレスドローに終わり勝ち点1の獲得にとどまったが、守備的な役割を任された中でクリーンシートを達成している。

 試合結果に関して「アウェーで、相手はチャンピオンズリーグに出るようなチームなので(悪くない)。相手もそんなに良いわけじゃなかったですけど、自分たちが戦術の部分でかなりよくやっている。この3試合、失点ゼロですしね」と手応えを口にした。

 このところフランクフルトは「相手のやり方次第」(長谷部)で戦術を変え、2トップ相手では3バックを、1トップであれば4バックを採用する形を取っている。この日はボルシアMGが2トップだったため、長谷部が最終ラインに入った。なお、同じように25日に行われたDFBポカール2回戦のインゴルシュタット戦でも3バックの中央でプレーし、チームの勝利に貢献していた。

 周囲からは「センターバック」と表現されているが、本人は「前につぶしに行くし、相手がロングボールで裏を狙ってくるのでボールに対してカバーに行くこともある」と話し、自身の役割を「リベロ」と認識しているという。

「自分はボランチの選手なので、そこで出たいな、というのはもちろんあります」と本職での出場を望む一方で「1週間に3試合がある中で3試合ともフルで使ってもらっているので、監督の信頼を取り戻しつつあるのかなと思います」と手応えを感じているようだった。

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