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人類最速の男がドルトムントにやってくる! CEOがボルトの練習参加を認める

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熱狂的なマンUファンとして知られるウサイン・ボルト

 世界最速の男がドルトムントの練習に参加するようだ。ハンス・ヨアヒム・バツケCEOは、「ジョークじゃないよ」と実際に陸上競技短距離選手のウサイン・ボルトがトレーニングに加わる予定であると認めている。

 今年のリオデジャネイロ・オリンピックで3大会連続100mや200m、400mリレーの三冠を達成したボルト。マンチェスター・ユナイテッドの熱狂的なファンとして知られるジャマイカ人は先日、イギリス紙『ガーディアン』で、数日間ドルトムントの練習に参加する予定を明かしていた。

 どうやらその“共演”の企画は事実のようだ。バツケCEOはドイツ誌『キッカー』で「それはジョークじゃない。単なるマーケティングでもない」と認めた上で、次のように続けた。

「前々に決められたことだよ。既に何週間か前に、我々の監査委員会の構成員でもあるプーマのビョルン・グルデン社長が私に、ウサインが練習に参加して良いか聞いていたことを伝えたんだ」

「まったく問題ないと答えたよ。我々の監督もそのことを気に入っているようだ。もちろん過密日程の最中ではなく、おそらく準備期間などで実現することになるけどね。チームも喜ぶだろう」

 現在30歳のボルトは『ガーディアン』では陸上選手としてのキャリアを終えたら、プロのサッカー選手になるのが夢とも語っていた。ドルトムントでのその可能性の現実性について、バツケCEOは「それについて話す必要はないだろう」と否定的だったが、陸上界のスーパースターの練習参加は「我々にとって喜ばしいことだし、名誉でもある」と語っている。

 ドルトムントにはFWピエール・エメリク・オーバメヤンといった快足フォワードが所属する。以前、ドイツの短距離選手ユリアン・ロイスとの競争の可能性が話題になったエースだが、負傷への懸念のためクラブ側から許可が下りなかった。今回も“ボルト対オーバ”は実現しないのだろうか。

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