beacon

スコーピオンキックを決めたジル「あれは運のいいゴールだった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

スコーピオンキックを決めたアーセナルのFWオリビエ・ジル

 現地時間1日に行われたアーセナルvsクリスタル・パレスの一戦は、2-0でアーセナルが勝利を収めた。

 この一戦で先制したのはアーセナルのFWオリビエ・ジル。自陣深くからロングカウンターの流れで左サイドからFWアレクシス・サンチェスがクロスを放ち、ゴール前に入りすぎていたジルが前のめりになりながら左足のヒールでスコーピオンキックを披露。そのシュートは緩やかな軌道を描いて、クロスバーに当たってからゴールに吸い込まれた。

 試合後、ジルは自身のアクロバティックなゴールを次のように振り返っている。

「最高のゴールとまでは言わないけど、運のいいゴールだったね。あの時は僕よりも後ろにクロスが入ったから、バックヒールで打つことを瞬時に思いついたんだ」

 前節、マンチェスター・ユナイテッドのMFヘンリク・ムヒタリアンもスコーピオンキックを決めて(オフサイドで無効)話題を集めたが、ジルがそれに続く形で、2週連続でスーパーゴールが生まれることになった。

 ジルはチームの状態についても触れ「何はともあれ、1年のスタートを勝利から始められることはうれしいことだよ。これから重要な試合が続くけど、気を緩めるわけにはいかない。(首位の)チェルシーとの勝ち点を少しでも縮めて2月の直接対決を迎えたいね」と発言。

 アーセナルは中1日で3日にボーンマスとのアウェー戦が控えており、その後はスウォンジー、バーンリー、ワトフォードと戦った後に2月4日に第24節の大一番チェルシー戦を迎える。ジルはチェルシー戦までいかに勝ち点を取りこぼさずに勝ち進められるかが、今季のタイトルを左右するポイントと見ているようだ。


●プレミアリーグ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP