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ベルギー代表のビツェルが天津権健と正式契約…中国リーグの爆買い再び

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ベルギー代表MFアクセル・ビツェル

 ロシアリーグのゼニトに所属するベルギー代表MFアクセル・ビツェルが中国リーグ天津権健に移籍することが明らかになった。本人が公式メディアで明らかにしている。

 これまでアクセル・ビツェルにはユベントス行きのうわさもあったが、契約満了となる17年6月を前に中国から巨額のオファーが届き、本人も「これは断れないオファー内容だ」とメディアの前で発言。一方でユベントスはジェノアからトマス・リンコンを獲得したことで、ビツェルの移籍話は立ち消えになっていた。

 今回、本人が自身のサイトで明らかにした内容は以下のとおり。

「ありがとうございましたサンクトペテルブルク」

「ロシアで4年半暮らし、私は次なる挑戦をしたい。私はサンクトペテルブルクで過ごした素晴らしい思い出がたくさんある。クラブ関係者、携わってくれたすべての人に感謝します。ゼニトの歴史の一部として、4つのタイトルに貢献できたことを誇りに思う。私はこれから、天津権健と契約し、新しいチームメートと会い、中国での新しい冒険を楽しみにしている」

 現時点で契約期間は明らかになっていないが、報道によると年間1800万ユーロ(約22億円)の報酬で、複数年契約を結んだとされる。なお、天津の監督はファビオ・カンナバーロが務めている。

 現在27歳のビツェルはスタンダール・リエージュ育ちで、2011年にベンフィカへ移籍。2012年からはゼニトへ新天地を求めていた。2017年からはオスカル、カルロス・テベスなども中国リーグでプレーすることになっており、ビツェルも“爆買い”に続く形となった。
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