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吉田麻也の流儀、いかにして経験の浅い若手DFとリバプールを無失点に抑えたのか

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若手DFとリバプールを無失点に抑えた吉田麻也

 サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也は、リバプール戦を無失点で切り抜けられたのは若き相棒、DFジャック・スティーブンスの貢献があったからだとしている。地元紙『デイリー・エコー』が伝えた。

 サウサンプトンは25日、EFL準決勝セカンドレグでリバプールと対戦。ジョゼ・フォンテが退団し、主力のビルヒル・ファン・ダイクも欠場した中で、吉田は23歳のDFスティーブンスとともに先発。リバプールの攻撃を跳ね返し続け、2人は無失点での勝利に大きく貢献している。

 スティーブンスは2012年にサウサンプトンでデビューを飾ったが、その次の出場機会は昨年10月リーグ・カップのサンダーランド戦であった。それでも吉田はスティーブンスの能力を信じ、リバプール戦の働きを称賛している。

「ジャックは本当によくやってくれました。彼にとっては本当に難しい状況だったと思うんですけどね。すごいスタジアムで、凄まじい雰囲気でしたけど、上手く守れました。ここ半年彼にとっては難しい時期だったことは理解しています。僕も数年前、同じ状況でしたから。でも彼は素晴らしい才能の持ち主だったし、ポジティブに、常に助けようとしていました」

「だからこそ、リバプール戦でのパフォーマンスは本当に嬉しかったです。でもまだたった1試合。続けることが重要。力を証明していく必要がありますね」

 今シーズンは主にファン・ダイクとコンビを組んできた吉田。ファン・ダイクは欧州のトップクラブからも狙われる逸材であるが、吉田はスティーブンスの隣でプレーすることも非常に快適だったと明かしている。

「もちろん普段とは違いましたよ。異なるタイプ、異なる人間性、異なるクオリティですから。でもとてもやりやすかったし、ジャックの能力に疑いはありません。信じていますからね」

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