チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、途中出場したFA杯4回戦のブレントフォード戦でチーム3点目を挙げ勝利に貢献したDFブラニスラフ・イバノビッチの将来が不透明であることを『Beinスポーツ』に語っている。

　イバノビッチはスタンフォード・ブリッジでの9年間過ごし、多くの栄光を勝ち取ってきた。しかし、コンテ就任後は出場機会が激減し、今冬のゼニト移籍がうわさされている。コンテ監督は退団が濃厚となっているセルビア人DFを“レジェンド”と形容し、同じく退団が噂されているGKアスミル・ベゴビッチに関して言及した。

「決断を下すことは難しいが、選手が下した決断をリスペクトしなければならない」

「イバノビッチはレジェンドだ。今季は以前と同じようにプレーしていないが、彼はこれまでに多くの試合に出場し、数々の勝利をもたらしてきた。(移籍市場が閉鎖するまでの)残り3日間どのように状況が変わるか待つしかないし、3日後にはわかるだろう。アスミルも同じことが言える。彼も重要なピースだ。もし移籍することになったら、新たに控えのゴールキーパーが必要となる。でも彼はここで幸せと感じているはずだ」

　ホーム10連勝を達成し、完勝に満足しているコンテ監督だが、すでに火曜日に行われるリバプールとのビッグマッチを見据えている。

「チームのパフォーマンスにはとても満足している。FA杯で次戦に進出できたことももちろん大切なことだ。しかしリバプール戦のことを考えるよ。非常にタフな試合になるだろう」

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