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浅野は決定機生かせず不発も…シュツットガルトが2連勝で単独首位に浮上

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チームメイトの得点を祝福するFW浅野拓磨

[2.6 ブンデスリーガ2部第19節 シュツットガルト2-0デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ2部は6日、第19節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトはホームでデュッセルドルフと対戦し、2-0で勝利した。6試合連続スタメンの浅野は3試合連続のフル出場。細貝はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 シュツットガルトが立ち上がりから主導権を握る。前半10分、FWカルロス・マネのスルーパスに抜け出した浅野のシュートはGKの好セーブに阻まれたが、同13分、左サイドからのDFエミリアーノ・インスアのアーリークロスをFWシモン・テロッデが頭で叩き付け、先制点を奪った。テロッデは今季11得点目。先制後も地力でまさるシュツットガルトが試合を支配した。

 浅野は前節のザンクト・パウリ戦(1-0)に続き、FWシモン・テロッデの背後でシャドー気味の左インサイドハーフに入った。テロッデ、マネら前線の選手と好連係を見せ、ドリブル突破からチャンスを演出。自らも果敢にゴールを狙った。前半16分にはDFティモ・バウムガルトゥルの縦パスをキープしたテロッデがヒールで右サイドのスペースに流し、駆け上がってたマネが中央にクロス。浅野がゴール前に走り込んだが、一歩早くGKがキャッチした。

 シュツットガルトは今冬の移籍市場で加入したFWジュリアン・グリーンが左ウイングで先発すると、前半20分、MFアント・グルギッチの浮き球のパスをPA内左から左足ダイレクトで振り抜き、ゴール右隅に突き刺す追加点。21歳のアメリカ代表FWが加入2戦目で移籍後初ゴールとなり、2-0とリードを広げた。

 浅野は前半41分、右サイドのスローインからテロッデの横パスを受け、PA内に切れ込んで右足を振り抜いたが、シュートは相手選手のブロックに阻まれ、5試合ぶりのゴールならず。後半27分からはマネに代わって投入されたFWダニエル・ギンチェクが左インサイドハーフに入り、浅野は右ウイングにポジションを上げてフル出場した。3点目こそ奪えなかったが、2-0で完封勝利。シュツットガルトは中断明けから2連勝を飾り、勝ち点38で単独首位に浮上した。

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