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アーセナルは優勝する気がない?ファーディナンドが優勝を逃し続ける元ライバルに苦言

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アーセナルは優勝する気がない?ファーディナンド氏が苦言

 マンチェスター・ユナイテッドで活躍したリオ・ファーディナンド氏が『BT Sport』でアーセナルのメンタリティーを批判した。

 アーセナルは、プレミアリーグの第25節を終えた時点で3位とまずまずの位置につける。しかし第24節でチェルシーとの直接対決で敗北するなど、首位とは10ポイント差がついている。優勝争いで一歩後退している状況に対し、ファーディナンドは批判的な見解を持っているようだ。

「アーセナルでは、クラブに責任を持つ人たちのプライオリティーは変わってしまったようだ。彼らは優勝しようとしていない。トップ4に入れれば満足している」

 そして、過去の選手の例を挙げ、アレクシス・サンチェスメスト・エジルの契約延長が滞っていることもクラブのメンタリティーに原因があると指摘した。

「ロビン・ファン・ペルシの場合もそうだ。彼はタイトルを取るためにアーセナルを去った。(セスク)ファブレガスの場合も同じだ。世界最高の選手たちはタイトルの獲得を望んでいるんだ。お金なんて関係ない。勝ちたいんだ」

 アーセナルが最後にプレミアリーグで優勝したのは2003-04シーズン。実に10年以上もリーグタイトルから遠ざかっている。タイトルを望んでいない、ということはないはずだが、リオは長年優勝を手にできていない現状を見て、クラブの姿勢に疑問を持ったようだ。

 プレミアリーグは残り13試合。アーセナルは勝ち点10の差をひっくり返し、トロフィーを掲げてファーディナンドを見返すことができるのだろうか。


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